【雑記】20代・30代で知っておきたい部下・後輩を育てる方法(育たないから育つへ)

 「どうすれば部下や後輩が育てることができるのか。」,「仕事が多忙で家族や趣味の時間を考えることもできない。」など部下や後輩がいる方は一度は考えたことがあると思います。
 このブログでは,そういったお悩みを解決するため,部下や後輩を育てるための仕事の任せ方について書いていきます。
 職場で部下や後輩を育て,あなた自身自由な時間を確保できるようにしましょう。

あーこ
あーこ

どうしたの?最近元気ないよ?

ゆっきー
ゆっきー

いや,職場で後輩ができたんだけど,どうやって仕事を任せたらいいのかわかんなくて・・・
結局,自分で仕事をやってしまうから残業続きになってしまうんだ。

あーこ
あーこ

それはよくないね。
それにゆっきーが全部やってしまうと後輩も育たなくなっちゃうよ。
一緒に後輩の育て方を勉強しよ。

1 なぜ上司は部下・後輩に仕事を任せないのか

 部下や後輩に仕事を任せることができると部下や後輩は成長し,自分自身も楽になります。さらに会社の成長にもつながります。

 もちろん,内心多くの上司が部下や後輩に仕事を任せたら育つことは分かっています

 けれども,多くの上司が部下や後輩に任せることを嫌がる傾向にあります。
 あなたもそういった経験はないでしょうか。

 その原因として,
 ・部下に任せることで仕事が失敗するのを恐れている。
 ・部下に任せることで上司自身が楽をしているのではないかと周囲の目を気にする。
 ・自分がやった方が早い。
 ・何をどこまで任せたらよいか分からない。
 などが考えられます。

ゆっきー
ゆっきー

私も後輩に任せると失敗しそうだなと感じたものは,自分でやっていました・・・

それに,自分でやった方が早く終えることができたので,そういった理由でも仕事を任せていなかったな・・・

2 人を育てる任せ方(育たないからの脱却)

2-1 できるようになってから「任せる」ではなく,「任せる」からできるようになる

 多くの方が「できるようになってから」部下や後輩に仕事を任せるものだと思っています。そういう,私自身も後輩がまだできないだろうと思う仕事については,私自身が仕事を行い,後輩に任せるということはしませんでした。後輩に対して,「この仕事やっておいたよ!」とよく声を掛けたものです。
 しかし,それでは後輩がいつまでたっても新たな仕事に取り組めなくなり,育ちません。

あーこ
あーこ

できるようになってから「任せる」という考えでは部下や後輩は育たないよ。

 部下や後輩は,上司から仕事を「任せられる」からできる仕事が増えていきます。 
 また,上司から仕事を任せられることで初めて「失敗」を経験し,「失敗」により多くを学びます。
 上司は部下や後輩に任せとしてもあらかじめ「失敗」しないように先回りをして,「失敗」する権利を奪ってはいけません。

あーこ
あーこ

部下や後輩にとって,「失敗」することも将来の糧になるのよ。

2-2 「作業」ではなく「責任」を任せる

 よくある間違いで「責任」は上司が負ったまま,指示した「作業」のみを部下や後輩に任せるということがあります。部下や後輩は責任の大きさに比例して成長するのであり,「作業」のみをさせるのは成長につながりません。
 つまり,上司は部下や後輩に対して「作業」のみをさせるのではなく,「責任」を負わせることも必要となってくるのです。

あーこ
あーこ

例えば,文書を起案した場合,起案者はその文書に対してミスがないよう作成するという「責任」も負っているんだよ。

 しかし,部下や後輩に「責任」を任せるという点で,上司が気をつけなければいけないこともあります。それは,部下自身が「体験したことのない仕事」(商品の企画やプレゼンなどの重要な仕事)をいきなり任せてしまうことです。皆様も,突然上司から皆様自身が体験したことのない仕事をやってくれと言われたら,戸惑ってしまうと思います。まず,部下や後輩には経験したことのある仕事から順番に任せましょう。

2-3 口出しをしない

 部下や後輩がする行動について,過度に口出しをしてはいけません。
 過度な口出しは,部下や後輩の仕事に対するやる気を削いでしまうことにつながります。 
 また,2-1とも関連しますが,上司は口出しをして部下や後輩が「失敗」するのを防ぐのではなく,「失敗」を経験させてやろうと思うことが成長するために必要です。 

ゆっきー
ゆっきー

あ💦後輩に口出しをよくしてしまっている・・・

反省しないと。

あーこ
あーこ

これからは部下や後輩の主体性を奪わないようにしないとね。

上司にとっては「気がつくが,気にしない」といった対応が重要となってきます。

2-4 コミュニケーションをとる

 職場で上司から部下に対して「何かあったら相談して」という言葉をよく聞きます。しかし,その言葉では部下から上司に積極的に相談がなされることは少ないです。部下にとっては,相談するにも準備が必要であり,準備ができたら相談しようと思うため,結局相談されることがないまま時間だけが過ぎていくことも多いのです。

 そうしたことを防ぐため,上司から部下に対して定期的なコミュニケーションを取る機会を設けることが大切です。そのようなコミュニケーションを取ることで,上司と部下は互いに仕事の進捗情報などを共有することができ,部下は上司から「任せられている」(責任感)という意識をより強く持つことができます。

 さらに,上司は仕事がうまくいっていない部下に対して,気遣いや些細なことでも褒めてあげることも大事です。
 例えば,残業をした部下に対しては「夜遅くまで頑張ったね,きちんと眠れてる?」やいつも元気な部下に対しては「いつも元気だね,その調子で今日も頑張ろう!」などといった声掛けをしてあげることです。
 仕事がうまくいかない部下は不安を感じているかもしれません。そこで,上司は部下に寄り添ってあげることも大切となります。

あーこ
あーこ

部下にとって,コミュニケーションを取りやすくなるというのは嬉しいね。

ゆっきー
ゆっきー

そうだね。

後輩とはあまりコミュニケーションを取ることなく淡々と仕事を進めていたな。確かに,自分自身,上司と定期的に取るコミュニケーションの中で,すごく期待されている,任せられているなと感じたことがあったよ。

よし!今後はそういったことも頭に入れながら仕事をしよう。

3 まとめ

 今回は部下・後輩を育てる方法(任せる力)について書いてみました。

人を育てる任せ方のポイントは
できるようになってから「任せる」ではなく,「任せる」からできるようになる
「作業」ではなく「責任」を任せる
口出しをしない
コミュニケーションをとる

 もちろん,実際は書いた方法以外を実践されてうまくいっている方もいらっしゃるかと思います。
 今回書いた方法はあくまで方法の一つであり,うまくいっている方はそのまま継続をしていただき,どうしてもうまくいっていないという悩みを持たれている方は上記方法を試していただければと思います
 皆様の悩みに少しでもお役に立つことができたら幸いです。

本日が3稿目の投稿となります。今後も皆様のためになる投稿をしていきますので,応援をよろしくお願いいたします。

ゆっきー
ゆっきー

後輩の育成を頑張るぞー。

そして,自分の趣味などの時間を作るぞー。

あーこ
あーこ

その意気よ!頑張って!!

育成に関してはこのような本もありますので、参考にしていただけますと幸いです。

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