【初心者向け】知っておきたい「仮想通貨」の特徴(あなたなら何を持つ?ビットコイン?それともリップル?)

  あなたは最近このような話をしたり、聞いたことがないでしょうか。

ゆっきー
ゆっきー

最近ビットコインが話題になることが多いし、私も少しだけ持っているよ!

もっと価格があがらないかな♪

あーこ
あーこ

そうなんだ!でも・・・そもそも、仮想通貨って具体的にどんなものなの?

ゆっきー
ゆっきー

え・・・わからないや💦(確かにそういったこと考えてなかったな)

  「ビットコインの価格が上がっているな」、「寝てる間にお金が増えた」などよく聞かれます。
 しかし、仮想通貨がどのような性質のものか分からずに取引をされている方もいらっしゃるかもしれません。
 そこで、このブログでは仮想通貨とはどういったものなのか、仮想通貨の基礎的な部分を一緒に勉強していきたいと思います。

この記事を読んでいただくことで、
1 「仮想通貨」の意味や特徴がわかります
2 家族や友達に「仮想通貨」の内容を話せるようになります

あーこ
あーこ

「仮想通貨」について、一緒に勉強してみよ♪

1 そもそも「仮想通貨」って何?

 仮想通貨とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。

  1. 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  2. 電子的に記録され、移転できる
  3. 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/

(日銀HP参照)
ゆっきー
ゆっきー

「仮想通貨」は「デジタル通貨」とも呼ばれているんだね。

2 「仮想通貨」の歴史

 仮想通貨の考え方が生まれたのは2008年です。
 暗号通貨について議論するメーリングリストで「サトシ・ナカモト」と名乗る人物によってインターネット上で論文が公開されました。これがきっかけで2009年に「ビットコイン」が誕生しました。
 なお、「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が何者なのか、どこの国籍の人物なのかなどの情報は、現在も明らかになっていません。
 2010年に初めて使用された当時のビットコイン価格は1BTC=0.2円であったと言われており、現在は1BTC=約530万円となっていますので、2010年当時からおよそ2,650万倍になっている計算になります。

あーこ
あーこ

2010年当時にもし20BTC持っていたら、今は1億円を超えてるのね。

ゆっきー
ゆっきー

1億円⁉夢があるなぁ♪

1億円あったら、すぐに仕事辞めてやる!笑

3 「仮想通貨」の特徴

 仮想通貨の定義といつ生まれたのかは分かりました。しかし、仮想通貨がどういったものか、その特徴がまだ分かりません。そこで、次は仮想通貨の特徴をあなたと一緒に勉強していきたいと思います。

1 中央管理者が存在しない

 法定通貨と異なり、仮想通貨には価値を保証する中心となる発行主体や管理者が存在しません
 法定通貨は中央銀行の持つ信用で価値を保証していますが、仮想通貨は法定通貨とは異なる方法で価値を補っている点に特徴があります。

2  発行上限が存在する

 中央銀行が発行する法定通貨の場合、自国の経済状況に応じて、発行枚数を変更することができます。一方、仮想通貨には中央管理者が存在せず、発行枚数を変更することは基本的には不可能という特徴があります。
 そのため、多くの仮想通貨では発行上限枚数を定めており、貨幣の価値が維持されるように設計されています。
 例えば、ビットコインでは、発行上限枚数は2,100万枚に設定されています。

4  「仮想通貨」はビットコインだけじゃない

 私自身、ビットコインを購入するまでビットコイン以外にどういった仮想通貨があるのか知りませんでした。ここでは、ビットコインを含めた他の仮想通貨をいくつかご紹介します。

ビットコイン・・・全世界で最も時価総額が高い「仮想通貨」です。ビットコインの発行枚数には上限が設定されており、その枚数は2100万枚です。2021年3月29日時点で89%程度が発行・流通されており、残りの11%についてはマイニング※によって、今後順次発行されていくことになります。

リップル・・・テクノロジー企業「リップル」の提供する迅速かつ低コストな国際送金を可能とするネットワークシステムRippleNetで利用されている仮想通貨です。発行上限数量は 1,000 億 XRP で、既にすべて発行済みであるため、ビットコインなどのマイニングのような新規生成の仕組みはありません。

イーサリアム・・・ヴィタリック・ブテリン氏により考案された2014年に販売が開始された時価総額2位の仮想通貨で、あらかじめ決められた設定によって自動的に実行されるシステムにより、アプリケーションを記録したり、契約の内容を保存したりできる特徴があります。
 なお、アルトコイン( ビットコイン以外の仮想通貨全て)の中でも代表的なものとして数えられます。

※マイニング・・・仮想通貨の取引承認に必要となる複雑な計算(コンピューター演算)作業に協力した者は見返りとして仮想通貨を得ることができます。この成功報酬が新規仮想通貨の発行となります。

あーこ
あーこ

ゆっきーはビットコインしか持っていないようだけど、例えば「モーニングスター株式会社」の株式を1単元(100株)保有していれば、株主優待でリップルがもらえるのよね。

ゆっきー
ゆっきー

リップルはほしいけど、1単元までまだまだなんだよな・・・・

ちなみに、さきほどの3種類以外にもライトコインなどたくさんあるので、時間があったら調べてみようかな。

5  「仮想通貨」は「金」に似ている?

 仮想通貨は「デジタルゴールド」と呼ばれ、「金」と似ていると言われています。ここではその特徴を一緒に勉強していきましょう。

類似点① 政治・経済の影響を受けにくい
類似点② 世界中で取引されている
類似点➂ 発掘量が決まっている

 まず、類似点①について、
 「金」は実物資産としてそのものに価値があるため、株式や不動産などの価格が暴落する不景気や戦争などの地政学リスクの高まりで暴落することが少ないと言われています。
 「仮想通貨」も特定の国が発行したものではないため、国家間で戦争などが勃発しても比較的影響は少ないと言われています。

 次に類似点②について、
 「金」、「仮想通貨」ともにスマホやパソコンなどを使用して世界中で取引ができます

 最後に類似点➂について、
 「金」は天然資源であることから、埋蔵量に限りがあることは皆様も御ご存知のとおりだと思います。
 「仮想通貨」についても、例えばビットコインでは前述したように2100万枚が上限と決まっています。
 量に限りがあるということは、このまま需要が増え続けると「金」も「仮想通貨」も不足し始め、価格が上昇することが考えられます。
 

ゆっきー
ゆっきー

「仮想通貨」と「金」にはいくつかの類似性があるんだね。

6 「仮想通貨」の今後の課題

  1. 決済通貨としての普及
  2. マネーロンダリングの防止
  3. 世界各国の規制強化

1 決済通貨としての普及

   世界共通で使用することができるため、決済通貨として普及する可能性を秘めているものの、価格が不安定であることなどの要因により、まだ「現金」や「クレジットカード」による決済が主流となっています
 世界中で仮想通貨の実用化が本格的に検討され、決済通貨として普及する必要があります。

2 マネーロンダリングの防止

 仮想通貨は、インターネットに接続されていれば、世界のどこへでも送金することができることから、場合によってはマネーロンダリングなどの犯罪に悪用されるリスクがあります。
 現在、各国はマネーロンダリングへの対策を講じており、日本においても法律の制定及び改定など法体系を整えています

3 世界各国の規制強化

 今年6月に中国が取引を規制強化したことに伴い、ビットコイン価格が4月に付けた史上最高値から5割以上下落したことは記憶に新しいと思います。
 また、米国でも採掘にかかる膨大なエネルギーや投機的な値動きに警戒を示しています。
 長期的には仮想通貨を用いた詐欺などを未然に防止し、マーケット環境形成の目的で規制をすることは必要不可欠である一方、短期的には規制強化の動きは仮想通貨の価格下落をもたらす可能性があります

ゆっきー
ゆっきー

これらの課題を考えると、世界中で今すぐ「法定通貨」に代わって「仮想通貨」を導入しようとはいかないかもしれないね。

あーこ
あーこ

そうだね、これらの問題点を少しずつ解決してやっと世界中で使える通貨として認められていくようになるんだね。

仮想通貨の性質などをみてきたけど、勉強になった?

ゆっきー
ゆっきー

うん,知らないことがいっぱいあったからすごく勉強になったよ。

ありがとう♪

頭使ったから,おなかすいたよ~。

7 最後に

 今回は「仮想通貨」について、皆様と一緒に勉強をしました。

 調べてみて改めて、そうだったんだ!と思うことが多いなと感じました。

 今回は「仮想通貨」の基礎的な部分を書きましたが、この記事を見て「仮想通貨」に興味を持たれた方が少しでもいらっしゃいましたら嬉しいです!

 長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
  まだ2投稿目ではございますが、今後もよりよい記事を書けるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!

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